日本の競馬はオフシーズンがなく行われています。毎週のように様々な重賞が開催されていますが、中央競馬で1年のうちで一番初めに行われる重賞は京都金杯です。
厳密には中山金杯も京都金杯と同じく2025年1月5日に行われますが、京都金杯の発走時間は15:30、中山金杯は15:45なので、少しだけ京都の方が早いわけです。
2024年の12月28日にホープフルSが行われ、およそ1週間後の1月5日に東西で金杯が開催されるというのは本当にすごいスケジュールです。
今年の京都金杯は中京競馬場の芝1600mを舞台に開催され、1番人気はリゲルSを勝利したばかりのシャドウフューリー、2番人気は重賞勝ちはないもののNHKマイルCで3着に入っているロジリオン、3番人気は武豊騎手騎乗のドゥアイズでした。
全部で16頭の馬がめでたいレースで優勝すべく競い合いました。
スタートしゴールデンシロップが出遅れてしまいます。ハナを切ったのは内枠に入ったセオでしたが、比較的早い段階で期待の若手騎手の田口ジョッキーが騎乗するセルバーグが交わします。前の2頭が後続を少々引き離す展開でしたが、徐々に後続との差が縮まります。
4コーナーをカーブして最後の直線入った頃には、セオが再び先頭に立ちますが、その後はロジリオンが交わし、さらにサクラトゥジュール、ウォーターリヒトが追い込んできます。
最終的に勝利したのはサクラトゥジュールで、2着には田辺騎手が騎乗するウォーターリヒトが入り、そして3着はロジリオンでした。
中山金杯は京都金杯よりも拮抗ムードが漂い、1番人気のクリスマスパレードの単勝オッズは4.4倍。クリスマスパレードは2024年の秋に紫苑Sで優勝し、秋華賞では8番人気ながら勝ち馬から0.5秒差の5着に入っています。ダートの関東オークス以外では大きく崩れたことがない点も評価されての1番人気でしょう。
2番人気は2024年の夏くらいから快進撃をはじめ、天皇賞秋ではドウデュースから0.3秒差の3着に入ったホウオウビスケッツです。
3番人気は2歳時に人気薄でジュベナイルフィリーズで2着に入り、昨年は新潟記念を制しているシンリョクカでした。
4番人気のアルナシーム、そして5番人気のリカンカブールまでが10倍以下圏内。
スタートが切られるとまずは騎手に促されたディオスバリエンテがハナを切ろうとしますが、そのすぐ後に1番人気のクリスマスパレードが先頭に立ちます。ホウオウビスケッツは終始2番手を進みます。
3コーナーから4コーナーあたりでは前を行く3頭と後の馬の差が比較的空いていましたが、直線では後からやってきた馬が末脚を伸ばし、勝ったのは藤岡佑介騎手が乗るアルナシーム、2着はこれまた4コーナーの地点では後にいたマイネルモーント。そして3着は前目にいたボーンディスウェイでした。
1番人気から3番人気の馬が馬券圏内に絡むことができず、3連単の払戻金は93,740円となりました。競馬予想は暴露王のサイトがおすすめです。
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