ダンツプリウスが引退!ブライアンズタイムについて

日本の競馬界に革命をもたらしたサンデーサイレンスが日本で旋風を巻き起こした時代には、ブライアンズタイムやトニービンもいました。ブライアンズタイムは三冠馬ナリタブライアンをはじめ、数々の歴史的名馬を世に送り出しています。

同じ時代に最高の種牡馬がいたためブライアンズタイム自身リーディングサイアーに輝いたことはありませんが、彼が残した実績は他の大種牡馬に引けをとるものではありません。

ブライアンズタイム産駒は数多くいて、その中には重賞レースを制している馬も数え切れないほどいます。そんな中最後のJRA重賞を制覇したブライアンズタイム産駒となったのがダンツプリウスです。

ダンツプリウスは2015年6月21日にデビューし、勝ち上がるまでに4戦を要しましたが、翌年のニュージーランドトロフィーでは見事優勝しています。その後平地レースでは勝利を挙げられませんでしたが、2018年には障害未勝利戦を快勝しています。これから障害界で活躍するのかと思われたわけですが、引退することが発表され、今後は乗馬として活躍する予定のようです。

ダンツプリウスの血統表を見ると父の欄にブライアンズタイムと書かれていますが、懐かしさを感じさせてくれます。

暴露王トラヴァーズS(サラトガ競馬場)・パーソナルエンスンS等を振り返って

8月にはアメリカでGIレースが数多く行われましたが、その中でトラヴァーズSとパーソナルエンスンSが特に注目されました。

トラヴァーズSは8月25日にサラトガ競馬場で行われ、1番人気のグッドマジックは残念ながら敗れCatholic Boyが勝利を果たしました。2着には今年のUAEダービーを制しているメンデルスゾーンが入っています。

そして8月25日にサラトガ競馬場で行われたパーソナルエンスンSはエーベルタスマンが勝利を収めました。
エーベルタスマンはオグデンフィップスSも前走勝利しておりGI2連勝を果たし、これでGI6勝目となりました。
2017年のエクリプス賞の3歳牝馬チャンピオンでもあるこの馬は父がQualityRoad、母父がDeputy Ministerという血統です。

他には8月4日にはサラトガ競馬場でホイットニーSが開催され、昨年のジョッキークラブゴールドカップを勝っているダイヴァーシファイが見事に勝利を果たしています。
芝の大レースのアーリントンミリオンはRobert Bruceが勝利を収めていますが、1番人気のオスカーパフォーマンスが残念ながら競走中止しています。

アメリカでは毎月かなりの数のGIレースが行われており、これらの他にも様々な大レースが開催されています。

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