7月22日に函館競馬場で開催された函館2歳Sは、JRAの2歳重賞レースの中で最も早い時期に行われます。1番人気は岩田騎手が鞍上で新馬戦でマンラムを破ったナンヨーイザヨイ、2番人気はデビュー戦を快勝したアスターペガサス、3番人気は新馬戦は敗れたものの未勝利戦で勝ち上がったカルリーノでした。

ロードワンダーが大きく出遅れ、ラブミーリッキー、エムティアン、ラブミーファインなどが前目につけます。最後の直線に入って複数頭が小競り合いを続けていますがラブミーファインがまず抜け出します。このままラブミーファインが先頭でゴールするのか…と思われましたが、大外からアスターペガサスがすごい勢いで追い込んできてゴール前で差し切りました。

暴露王が見守る競馬レースの様子

今年初めてのJRA2歳重賞は小崎騎手鞍上のアスターペガサスが制覇し、小崎騎手はこれが嬉しい重賞初制覇となりました。この馬は父がGiant’s Causeway、母父がTrippiという血統で、栗東の中竹厩舎に所属しています。

まだ2歳馬がデビューし始めて約1ヶ月程度の時期なので今後の勢力図などを語れる時期ではありませんが、アスターペガサスが素晴らしいスピードを持っていることは事実です。

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