夏競馬が本格的にはじまり、これまでの時期と違った雰囲気が漂っています。やはり夏競馬といえば荒れるイメージが強く、それは重賞レースも例外ではありません。

今回は7月上旬に開催された小倉競馬場の重賞レースについてのお話です。

7月4日に開催されたCBC賞

本来は中京競馬場で行われる同レースですが、今年は変則開催のため小倉競馬場での開催です。

1番人気馬は九州産馬の星でもあるヨカヨカで、2番人気は3歳馬のピクシーナイト。その他にも4歳の牝馬のビオグラフィー、タイセイビジョンなどの有力馬が出走していました。

レースがスタートすると、激しい先行争いが繰り広げられますが、結果的には内からファストフォースがハナを切ります。それに続いてクーファウェヌス、ビオグラフィー、メイショウチタンなども続き3コーナーをカーブします。そして4コーナーをカーブして直線に入っても逃げるファストフォースの勢いは衰えず、なんとそのままゴールイン。

最後に追い上げてきたピクシーナイトが半馬身差の2着に入り、3着はアウィルアウェイでした。この馬は8月に2勝クラスの小倉1200mを制しているので、このコースが得意だったのでしょう。前に行った馬は軒並み直線で沈んでしまっているので、ファストフォースの強さが光りました。

1着は8番人気、2着は2番人気、3着は6番人気という結果。

7月11日に行われたプロキオンS

こちらも本当は小倉競馬場で行われるレースではありません。しかし今年は小倉開催でした。

非常に難解なレースで、1番人気はサンライズホープ、2番人気はGI2着の実績を持つウェスタールンド、3番人気は川田騎手が騎乗するダノンスプレンダーでした。

スタートが切られると外から勢いよく飛び出したメイショウウズマサがハナに立ち、それに続いてトップウイナー、メイショウワザシが続きます。3コーナーをカーブする頃には前を行くメイショウウズマサとトップウイナーの手応えがよく、逆に他の先行勢の手応えはイマイチに見えました。

直線に入るとトップウイナーがメイショウウズマサを交わして先頭に立ちますが、メイショウカズサが最後に差してきて見事に優勝。

プロキオンSを勝ったメイショウカズサは9番人気で、2着は14番人気、3着は12番人気でした。

CBC賞もプロキオンSも夏競馬らしく荒れましたね。夏競馬はしばらく続きますので、荒れそうなレースを見つけてにがっぽり稼ぎたいですね。暴露王の競馬情報も参考になります。

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