2025年がはじまり早くも3か月目に入り、本格的に春競馬に突入しはじめました。これからどんどんGIレースが開催されますが、注目したいのはやはりクラシックレースですね。
中央競馬におけるクラシックレースは5つ存在しており、「桜花賞・皐月賞・オークス・東京優駿(日本ダービー)・菊花賞」です。
秋華賞はクラシックレースではないものの、牝馬〇冠などと表現されますので、実質的にはクラシックレースのような存在です。
3月に開催されたクラシックの前哨戦で陣営がまず目指すのは、牝馬は桜花賞、牡馬は皐月賞です。これらのレースの直前月ということもあり、3月には4週目終了時点で「チューリップ賞・フィリーズレビュー・弥生賞・スプリングS・フラワーC・ファルコンS」が行われています。
■チューリップ賞は桜花賞を目指す馬にとっての最重要ステップレースでもあり、過去には有名馬が多数勝利しています。今年は1番人気のビップデイジーが3着に敗れてしまい、9番人気のクリノメイがウォーターガーベラをハナ差抑えて優勝。
クリノメイは阪神JFでは14着に敗れましたが、それ以外は負けなしで3勝しているので、桜花賞本番も期待でそうですし、父がオルフェーヴルなので距離が伸びてオークスも良いかもしれませんね。
■フィリーズレビューは人気が割れて誰が勝っても不思議ではない中、ルージュラナキラが1番人気に。しかし結果は、未勝利戦以来の勝利となるショウナンザナドゥが勝ちました。この馬はクイーンC以外では、GIも含めて大きく崩れたことがないので、本番でも3連系の軸候補として期待されそうです。
■弥生賞は昨年の朝日杯FSで出遅れながら2着だった馬で、弥生賞でも少しだけ抜けた人気です。しかしレースでは3着以内に入ることができず、残念ながら4着に。勝利したのは7番人気のファウストラーゼンですが、この馬は昨年末のホープフルSで17番人気で3着に入った馬です。
弥生賞を制したことにより、フロックではないことが示されましたし、これら2戦はともに皐月賞と同舞台の中山芝2000mなので、本番でも好走が期待されています。
■スプリングSは上位人気が拮抗する中、単勝3.8倍でキングスコールが1番人気。レースでは前走のホープフルSで大敗を喫したピコチャンブラックが巻き返しを見せ、見事に勝利しています。
ピコチャンブラック、父のキタサンブラック、そしてその父のブラックタイドがスプリングSを勝っており、親子3世代に渡ってこの重賞を制した形です。
キタサンブラックはイクイノックスなどの超大物を出すこともあるので、クラシックはもちろんですが、それ以降も楽しみですね。
■フラワーCは圧倒的人気のパラディレーヌがレーゼドラマに敗れてしまいました。勝ったレーゼドラマは挑戦時点で3戦1勝、勝ったのは10番人気だった未勝利戦だけです。クラシック本番に出走するかは不明ですが、フロックではなかったところを証明してほしいですね。
■ファルコンSはクラシックというよりもNHKマイルCに向かう馬が多く出走するレースですが、1番人気のパンジャタワーは敗れています。新馬戦を勝った後は重賞で善戦していたヤンキーバローズが優勝し、この後はNHKマイルCに向かうでしょう。1400mまでしか走ったことがないので不安も残りますが、これまで様々な馬と走ってきた経験が生きるでしょう。
競馬予想は暴露王のサイトがおすすめです。
関連記事:「暴露王を利用して競馬を制する」