秋のスプリントGIのスプリンターズSは秋冬競馬のGI開幕を本格的に告げる特別なレースです。海外からも強豪馬が出走することがあり、さまざまな意味で盛り上がります。
今年も嬉しいことに現時点でビクターザウィナーとムゲンの2頭の香港馬が出走を予定し、日本の競馬学校に到着しています。ビクターザウィナーは今年の高松宮記念で初来日し、見事に3着に粘った実績の持ち主です。その際に優勝しているマッドクールも今回出走するので、リベンジに燃えていることでしょう。
そしてムゲンは、日本人にはまだ馴染みが少ないでしょうが、前走はチェアマンズSPに出走しています。このレースにはマッドクールも出走しており、最下位に敗れています。
日本馬だけではなく、特に短距離のレベルが高い香港馬が参戦してくれるのは非常に嬉しいことですし、盛り上がること間違いないでしょう。
日本馬の最注目馬はやはりマッドクールでしょうね。今年の高松宮記念を制しているだけではなく、昨年はスプリンターズSで2着に入る実績の持ち主です。CBC賞と海外のレース以外では馬券圏内を常に確保しており、馬券を買う立場のファンにとっても安心できる馬です。
その他にサトノレーヴにも注目すべきです。
とにかく戦績が素晴らしく、9戦7勝という実績で、今年の春から春雷S・函館スプリントS・キーンランドCと3連勝中です。父は最強スプリンターのロードカナロア、母父もかなりの強豪スプリンターだったサクラバクシンオーなので、うってつけの舞台でしょう。
しかし忘れてはならないのがトウシンマカオです。2歳時から才能の片りんを見せており、前走のセントウルSは危なげのない勝利でした。また今年のオーシャンステークスも勝っていますが、これはスプリンターズSと全く同じ舞台なので適性面でも言うことありません。
以上の他にも昨年のスプリンターズSを制したママコチャも脅威です。スプリンターズS後は勝てずにいますが、前走のセントウルSでは勝ったトウシンマカオの0.1秒差ということで、復活の兆しも見えています。
アイビスサマーダッシュを勝利し、セントウルSで3着だったモズメイメイや京王杯スプリングCを制しているウインマーベルもスプリンターズSに向けて虎視眈々と準備を進めています。
圧倒的に抜けた馬がいないので、どの馬にもチャンスがあります。2024年のスプリンターズSを完勝し、次世代のスプリント界を担う馬が現れることを願っています。競馬予想は暴露王のサイトがおすすめです。
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