ダートの王者を決めるJRAのGIレースが、2月20日に東京競馬場で行われます。チャンピオンズCもJRAのGIですが、やはり歴史のあるフェブラリーSは価値がありますよね。
昨年はカフェファラオが圧巻のレースぶりを見せ勝利しました。フェブラリーSを制して以来、残念ながら勝利はありませんが、チャンピオンズCが開催されるコースはそもそも得意ではなさそうですし、前々走は芝を使っているので参考外です。
5月のかしわ記念はもしかすると稍重馬場が響いた可能性もあります。現時点で今年出走するかは分かりませんが、出走するようなら当然注目すべき馬です。
そしてソリストサンダーにも注目すべきでしょう。この馬は昨年のフェブラリーSは敗れていますがその後力をつけ、マイルチャンピオンシップ南部杯は不良馬場の中3着、そして前走の武蔵野Sは見事勝利しています。現在7歳になる馬ですが、むしろ若い頃よりも充実していると言えるでしょう。
他の注目馬はアルクトスも挙げられます。地方のさきたま杯、そしてマイルチャンピオンシップ南部杯を連勝しているため、昨年2番人気ながら9着に敗れたフェブラリーSの雪辱を晴らすのも不可能ではありません。ただ気になるのは、2020年と2021年ともフェブラリーSは比較的人気を背負いながら9着に敗れているという点です。
逆に昨年のフェブラリーSではカフェファラオの2着に入ったエアスピネルは、この舞台こそが向いていそうです。
フェブラリーSと同じコース同じ距離の武蔵野Sでは2着に入っており(2020年は3着)、念願のGI馬の称号を勝ち取ることも夢ではありません。
そして2019年のフェブラリーSの王者インティも、今回のフェブラリーSを勝てばおよそ3年ぶりの勝利となります。当時の勢いは当然ありませんが、GIの舞台でも比較的堅実に走っているので警戒すべき存在です。前哨戦を使わずに直行で向かうという点が多少気になるかもしれませんが、それほど久しぶりを苦手とする馬でもないでしょう。
今年のフェブラリーSには残念ながら昨年のチャンピオンズCで圧倒的な強さを見せたテーオーケインズは出走しません。2月26日にサウジアラビアで開催されるサウジCに出走するためです。
ダートを主戦場とする馬にとっては昔以上にレースの選択肢が増えました。そもそもはJRAのダートGIはフェブラリーSしかありませんでした。そんな今年のフェブラリーS。強い馬が強い勝ち方をして、テーオーケインズのライバルとして名乗りをあげて欲しいです。競馬のレース予想は暴露王がおすすめです。
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