2020年の8月に行われる重賞レースのうちで、特に注目の2レースを紹介します。
8月9日に札幌競馬場で行われるエルムS
8月に行われる古馬も出走できるダートの重賞レースはエルムSだけです。ダート1700mが舞台ですから、今回も中距離路線で活躍する馬が出走します。
まず挙げられるのは暴露王が注目しているグリムでしょう。昨年は1番人気で残念ながら7着に敗れましたが、次走の白山大賞典は見事勝利しています。およそ10ヶ月ぶりのレースになるので不安も残りますが武豊騎手が何とかしてくれるでしょう。
他には前走初ダートで見事2着に入ったエアスピネルにも注目しましょう。意外とダートの才能があったのかもしれません。
忘れてはいけないのがモズアトラクションです。この馬が昨年のエルムSを勝っています。その後の成績はふるいませんが、状態次第では勝利してもおかしくありません。
他には、タイムフライヤーも前走マリーンSを勝利し勢いに乗っています。今回は池添騎手が騎乗する予定なので、勝負強いところを見せて欲しいです。
個人的に注目しているのはサトノティターンです。実力があることは間違いありませんがそれを活かしきれていない感じがします。ここ2走は重賞ではないものの3着に入っているので、調子が上向いてきていると考えたいです。
リアンヴェリテ、レッドアトゥ、スーパーステションといった馬たちからも目が離せません。
8月23日に札幌競馬場で行われる札幌記念
札幌記念は、この夏一番の盛り上がるレースです。過去に札幌記念を制した馬の中には名馬も含まれています。
今年の有力出走馬の中にはラッキーライラックもいます。今年の大阪杯を勝ち、すでにGIを3勝しています。
前走の宝塚記念は残念ながら敗れましたが、今回は雪辱をそそいで欲しいです。
久しぶりに名前を見るエポカドーロも出走予定です。2019年の大阪杯以来の出走であり、彼は2018年の皐月賞馬ですね。皐月賞以降勝利を挙げられていませんが、初めての札幌競馬場でアッと言わせる走りをしてくれそうです。
そしてノームコアも4着となった安田記念以来の出走となりますし、2020年の函館記念で15番人気ながら優勝したアドマイヤジャスタも怖い存在です。それ以外にもGI馬のマカヒキやペルシアンナイトも出走を予定しています。
まとめ
今回紹介したレースの他にも8月にはいろいろなレースが開催されます。残念ながら入場することはできませんが、テレビなどで楽しんでください。
関連記事:「暴露王を利用して競馬を制する」