2023年1月最終週の日曜日には2つの重賞レースが開催されます。
根岸SとシルクロードSで、それぞれ東京ダート1400mと中京芝1200mが舞台になります。
根岸S
根岸SはフェブラリーSの前哨戦としてもよく活用され、今年の出走予定馬の中にもフェブラリーSを睨んだ馬も複数頭います。
根岸Sの有力出走馬の中にはテイエムサウスダンがいます。先日ルメール騎手とのコンビが発表され話題になりましたし、この馬はディフェンディングチャンピオンでもあります。
JBCスプリントは人気になり敗れましたが、東京盃やかしわ記念などを見ていると衰えた感じも見えませんから、新たなコンビで根岸Sを勝ち、フェブラリーSに進みたいところです。
他には勢いに乗るバトルクライもいます。すばるSでは圧倒的人気のドライスタウトを出遅れながら破り、力のあるところを見せました。特に秋に入ってから強さを見せ付け、ギャラクシーSの2着以外は全勝です。
そしてギルデッドミラーも有力馬ですね。デビューからずっと芝のレースを使われていましたが、昨年夏にNST賞で初ダートながら見事に勝利。その次はアクシデントもあり2着に敗れたものの、前走の武蔵野Sでは圧倒的人気のレモンポップを破る大金星。
これら3頭が特に注目したい有力馬ですが、その他にも初めてのダートとなるホウオウアマゾン、そして勝ちきれていないもののGIの舞台でも善戦しているヘリオスも怖い存在です。
今回の根岸Sに出走する馬の中から、次世代のダート王が誕生する可能性も十分あるはずです。
シルクロードS
次にシルクロードSは、ナムラクレアが人気を集めそうです。昨年は3歳馬ながら函館スプリントSを勝ち、スプリンターズSでは勝ち馬から0.2秒差の5着。ナムラクレアはすでに実績がありますからね。気になるのは初めての中京競馬場との相性ですが、高松宮記念と同じ舞台なので、早めに経験できるのはプラスでしょう。
その他にはキルロードも有力馬の1頭です。昨年の高松宮記念は単勝200倍越えながら勝ち馬とタイム差なしの3着に入り、前走の京阪杯でも中が人気で2着に入り、人気薄で強さを見せています。
忘れてはいけないのが現在4連勝中のマッドクールです。未勝利戦から3勝クラスまで勝ち続け、中京1200mでは負けなしです。
他は昨年のスプリンターズSでアクシデントがありながら2着に入っているウインマーベルも有力です。重賞の葵Sも勝っていて、この舞台はシルクロードSと同じコースなので強みを発揮できそうです。
以上の他にも有力馬は様々いますので、とてもアツイ熱戦を見ることができそうです。レース予想は暴露王の競馬情報を参考にしてみてください。
関連記事:「暴露王を利用して競馬を制する」