レースの種類は大きく分けて4種類に分類されます。
【限定戦】は馬の年齢・性別で分けられるレースです。
大きく分けて、「2歳限定戦」「3歳限定戦」「牡馬限定戦」と、この3種類があります。【ハンデ戦】は、競走馬の能力に応じて、斤量を変えて行うレースです。

斤量とは、競走馬に乗せる「おもり」です。
「負担重量」とも言います。ハンデ戦ではこの斤量を、ハンデキャッパーという委員が、馬の能力に応じて決めます。
重賞レースになると各馬の能力差が大きくなる場合もあるので、どうしても能力の高い馬が勝ちやすくなります。

そこで能力の高い馬に重い斤量を、能力の低い馬に軽い斤量を課すことにより、バランスをとるようハンデを決めます。なので、一般的に波乱が起こりやすいレースと言われています。【重賞レース】とは、重要性が高く、格付けされたレースのことをいいます。
その中でも「GⅠ」「GⅡ」「GⅢ」と3種類に分かれています。重賞レースは、今までの条件戦とは比べ物にならないほど賞金額が高いので、競馬関係者は、皆この重賞レースを勝つことを目標にしています。

【交流重賞】とは、「中央の競走馬」と「地方の競走馬」との混合戦を地方競馬で行うことにより、地方競馬の活性化を測り、そのうえ日本競馬の発展に貢献することを目標にした重賞レースです。しかし、中央競馬と地方競馬のレベルの差がはっきりと分かってしまうレースであるため、面白みはあまりありません。逆に考えると、馬券を買う意味では、中央の競走馬のみに集中して考えればいいので、的中はしやすいでしょう。

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