阪神大賞典といえば天皇賞春の前哨戦として有名で、過去にはGIを複数勝利するような馬も多数出走し、勝利しています。
2006年にはあのディープインパクトも勝っていますし、ゴールドシップが3連覇したレースでもあります。
毎年様々なドラマが生まれるこのレースですが、暴露王が見守る第44回阪神大賞典は歴史に残る名勝負でした。

1番人気は前年有馬記念と菊花賞を制している名馬マヤノトップガン、2番人気は3冠馬ナリタブライアン。
ナリタブライアンは前年に阪神大賞典を勝って以降1勝もできないというスランプに陥っていました。
そんな中行われたのが第44回阪神大賞典。

2強ムードの中スタートが切られ、まずはスティールキャストがハナを切ります。
しかしレース途中からマヤノトップガンが先頭に立ち、このままトップでゴールするのか?と思ったところに、ナリタブライアンも加わり、マッチレースとなります。
最終的にはナリタブライアンがアタマ差抑えて優勝を果たし、1年ぶりの勝利をつかみ取りました。

2着から3着までの差はなんと9馬身差ですから、2強の2頭がどれだけ圧倒的な実力を持っていたのかわかりますよね。
なかなかこういったマッチレースはみられるものではありませんが、やはり良いものですよね。

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